普段は奥へ奥へと仕舞い込み
顔を出すことなどない内なる私
表の私が自分自身を抑えきれなくなると現れる…
そんな私の影であり
本当の私…
だったはずのものモノ
今はもう私ではなくなっているモノ
奥へと仕舞い込まれ
醜く歪み…
異形なる存在へと変貌をしてしまったモノ
もう一人の私であったその異形が
姿を得る時
それは今、表に居る私が
まどろみとに囚われ…
堕ちていく時
だから表の私はもう一人の私を
より深く
より暗く
光など届かない
闇の奥へと仕舞い込む
それが私の影を
さらに歪めることになると
シッテイタとしても…
それだけが最期に許された
たった一つのことだから